まず、2011年3月11日の東日本大震災により被災された皆さまに謹んでお見舞い申しあげます。
アライアンス・ポートの代表の大和です。
当社も当時、社員皆会社で仕事をしておりました。壁一面の本棚が倒壊しましたが幸い一人の怪我人もなく、次の日の朝には全員帰宅することがきました。その後、社員やその家族の安全、お客様への連絡や配慮など「手の屆くところから、出来ることから」というポリシーで仕事を再開し、落ち着いた後に、下記のURLで「東京都健康安全研究センターによる放射線量観測値」を基に、非公式ではありますがグラフ化し表示するページを公開しています。
http://www.allianceport.jp/labs/radiationmonitor/
私たちは「出来るだけフラットに」「出来るだけ色をつけずに」という考えで現在のページを作っています。ですが、公開と同時に空気中の放射線量が増え、折れ線グラフによる可視化は、極端な数値の上昇をつまびらかにし、見ることで不安につながる恐れもありました。
そこで、比較する為の数値や情報をつけたり、下記のように私のサイトでグラフの見方についての注意を喚起し、判断の材料となる資料も同時に発信しました。
こうしたグラフ化は、上っている、下っている、が非常に解りやすくなる反面、そのわかり易さがセンセーショナルな感情を引き起し兼ねません。よくテレビのニュースのフリップとか図表とかでもそういった受け側の感情を利用した操作、、、を狙っているのではと勘ぐらずにはいられないような(笑)ものを見掛けますがその場合はかならず「その数値の実際の数字と単位」まで見ましょう。
via salvageship.dropcontrol.com
この「東京都健康安全研究センターによる放射線量観測値のグラフ化」のページの表の放射線量の単位ですが、
マイクロシーベルト毎時です (μSv/h)
マイクロシーベルトというのは、
1 Sv = 1,000 mSv (ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv (マイクロシーベルト) (※wikipedia調べ)
ですので、大変小さい値であるということは解りますよね? なので先にも書いたように「グラフや図表というのはわかりやすくする反面、その分かり易さ=直感的な分だけ短絡差招き兼ねません」ので「なんかすごい上っている(もしくは下っている)な!!! なんかヤバいのか!?」などと思ったときには必ずその単位まで巡って、また場合よっては図表の作りもチェックして、その上で比較対象などを使ってきちんと判断していかないと図表をつかった良くある誘導に掛ってしまします(とはいえ結構ぼくも掛ります。だいたい引っ掛かるときのパターンは「時間がないので急いで判断してるとき」です。
via salvageship.dropcontrol.com
いろいろな情報可視化の手段がありますが、今回感じたのは情報可視化というのはわりやくなる分、人を何らか誘導したり、誘導でなくともなんらかの恣意性が含まれる手段だという当たり前のことです(私たちが考えたのは「まず私たちが安心する」という目的でした)。
今後、放射線量以外に、寄付の金額など様々なものの数値情報が出てきます。そして数々のサイトで視覚化され、皆さんが目にするかもしれません。もちろんその一つが私たちのものかもしれません。そのときには、私たちものものも含むすべての可視化情報には、なんらか製作者の「意図が含まれている」可能性がある、ということに注意してに見ていただけると良いと思います。加えて、その図表の意味を数値の内容や単位、グラフの作られ方なども是非注目し、確認していただけるとより良い情報との接し方ができるのではないでしょうか。













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